

大学受験を控えた高校生たちを見てください。英語でも、単語を満足に覚えられない生徒が大量に発生しています。英単語をなんとなく見て、なんとなくわかった気になり、しかし実際には「再構築」ができていない。したがって、真っ白な紙とえんぴつを渡して「この英単語を間違いなく書いてください」と出題してみると、おおぜいの生徒がスペルを間違える。英単語も漢字テストも数学の問題も、なんとなく見て、なんとなく先へ進み、なんとなく終わる。見事に情報の垂れ流しです。その癖、校則や出席だけは、やたらと厳しいですね。一応、形だけはみんなは教室に座っているので、無事に卒業できるようなものです。ここをなんとかしなければ、日本の教育のレベルがどんどん落ちていく。これは本当に心配です。それこそ漢字テストを100点にする方法を小学校低学年レベルからたたき込んで、それを習性のようにしてしまう必要があるのではないでしょうか。これほどできない子が増えているのに、なぜ教育界は旧態依然のままなのだろうと、疑問に思います。
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新しい学校生活が始まり、新しい友だちができ、そしてクラブにも所属するでしょう。すると、当初は私立難関高校を目指していた生徒も「やっぱり私はバスケットがやりたい」などと自分のやりたいことを見つけ、塾を休みがちになり、いずれやめていきます。これはデメリットというと語弊がありますが、多額の入塾金や月謝を払う親の立場としては複雑なものです。こういった理由を考えると、中学校生活にも慣れ、生活ペースが落ち着いてきた夏に、夏期講習を受講することがベストだと考えられるのです。講師のほうもスタートした時点では生徒とのなれ合いもなく、緊張感ある授業をしますが、生徒たちとの距離が返づいてきて、ほどよく自分になついてくるような夏になると、授業には惰性と怠慢がはびこります。個別指導塾や講師の真の姿を見ることができるのも夏がおすすめなのです。
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心配なのは、ペーパーテストの成績上位者のリストから、納得型が消えはじめていることである。二十年前にはどの成績レベルにも納得型、理解型が共存していたものだ。予備校の中でのトップレベルで言えば、納得型の代表は京大クラスであったし、理解型の代表は東大クラスであった。京大クラスの教室に入ると、納得型の匂いがぷんとしたものである。四月の授業がはじまると、必ずと言っていいほど最前列に座った生徒が漫画の本を読みはじめ、それをみた講師が「俺の授業の最中に漫画など読むな」と注意すると、待ってましたとばかりに生徒は立ち上がって、「予備校の中でもK予備校は自由な空間と聞いてきました。それなのに授業中に漫画を読んで、どこがいけないのですか」と反撃してきた。また東大クラスでは、利発さと育ちのよさが教室の空気に感じられたものである。それが、いま、どちらのクラスに入っても見分けがつかなくなってしまった。いずれも理解型の匂いがするばかりである。